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ホタル撮影は撮影前の準備が大事
ホタルの撮影、難しそうに見えて実は準備さえ整えれば意外と撮れます。まずは必要なものと場所選びのコツから整理してみます。
ホタル撮影が難しいと思ってしまう理由
- 準備する持ち物がいろいろとある
- 明るい時間から準備する必要がある
- 撮影する場所(環境)がとても大事
特に、初めて撮りに行く時、暗くなって現地でどうにかしようとすると、かなり難しいと感じると思います。
準備する持ち物がいろいろとある
まずはホタル撮影に必要なものを書き出してみます。
- 三脚
- レリーズ
- 虫除け
- 懐中電灯
- 小さな椅子
- カメラに被せる布
- 養生テープ
全部必須というわけではありませんが、一通り用意しておくといいでしょう。
・三脚
ホタル撮影は長時間露光を多用するため、三脚は必須です。
手持ちで撮影するのは長時間露光では難しいので、自分のカメラとレンズの重量をしっかりと支えられるものが必要になってきます。
カーボン製の三脚が良いのですが、高価なためアルミの三脚でも大丈夫です。
とはいえそれでもしっかりとした三脚を選ぶとなるとそれなりに高価なので、ここがホタル撮影や夜間撮影を始めたいという方のハードルになります。
・レリーズ
レリーズというのはカメラ本体に差し込んで使うシャッターのリモコンです。
なくてもセルフタイマーなどを利用して撮影はできますが、長い時間待たないといけないため、椅子に座ったりしながらシャッターを切る場合、あるととても便利です。
・虫除け
こちらも無いと場所によっては結構悲惨なことになります。自分は一度何も持たず撮影へ行った所、写真を撮っている間ずっと蚊に刺され続けて大変な目にあったことがあります。
防虫ネット付きの帽子や、虫除けスプレーなど持っていくと撮影に集中しやすくなります。
・懐中電灯
撮影を終えたあと、もしくは撮影中も周囲はかなり暗い状態です。
足元を照らしたり、三脚やカメラを片付けたりする時に助かりますので懐中電灯は持っていきましょう。
ですが、周りに撮影者などがいる場合は注意が必要です。強い光を周囲に向けてしまうと、他の人の写真に影響が出てしまいます。
周囲に気をつけながらの使用をおすすめします。
・小さな椅子
これは必須ではありませんが、長時間露光をして、なおかつ何十枚も撮影しますので結構な時間現場にいないといけません。
そのため先ほどのレリーズと併せて、小さな折りたたみ椅子があれば現場での時間がかなり楽になります。経験上、あるととても楽に撮影ができました。
ですが、これも周囲の人や車などに邪魔にならないよう注意したいところです。
・カメラに被せる布
これはカメラによりけりなのですが、撮影後のメモリーカードに記録する際にアクセスランプが光るカメラがあります。
ほんの小さな光なのですが、暗い場所で撮影していると意外と目立ちます。場所によっては周りの方の撮影に影響が出てしまうこともあります。
黒いタオルでもいいので、カメラに軽く被せることができるものを持っていくと、遮光効果があり安心です。
ただし、カメラ全体を隠すと操作がしにくくなったり、熱がこもったりもするので必要な部分を隠す程度で問題ありません。
・養生テープ
これは2つの使い方があります。
ひとつは、先ほど書いたアクセスランプ類を隠すためにカメラ本体に貼る方法です。これを使うと黒い布を被せなくても、光を抑えることができます。
もうひとつはピントリングの固定です。
ホタル撮影ではマニュアルフォーカスで撮影することが多いため、ピントを設定したあと、ピントリングを触ってしまうと、ピントがズレてしまいます。
そこでテープをピントリングに貼っておくと、うっかり触ってしまってピントがズレる事故防止にもなります。
ただし、カメラに直接貼るものなので、跡が残りにくい養生テープなどがいいと思います。
明るいうちから準備する必要がある
ホタルの撮影では、暗くなってから三脚を立てるのではなく、明るい時間帯から撮影ポイントを探して歩いて回る必要があります。
どこに三脚を立てるのか、どの方向を撮るのか、ホタルが出そうな場所はどこなのか。そういったことを、暗くなる前にあらかじめ決めておく必要があります。
正直これがホタル撮影の中で一番むずかしいことだと思います。
明るい時間帯ではどこにホタルが出るのかそもそも予測もつきません。どのくらいの数が飛ぶかなども。実際に暗くなってみないとわからないことが多いです。
個人的には、川があって、その周りを木々が覆っていたら出る可能性は高いと感じています。
ですので、一回の撮影で完璧に撮ろうと思わず一度目はロケハンくらいの気持ちで、気楽に行きましょう。
撮影する場所(環境)がとても大事
一つ前に書いたことと似ているようですが、少し違います。
これも結構難しいのですが、いわゆるホタルの有名な名所など、人が多く来るような場所・状況では撮影にはあまり良い条件にならないことがあります。
そのような場所はホタル自体はたくさん見られることも多いと思いますが、撮影には不向きなこともあります。車のライトや懐中電灯の光が写真に影響することが多いです。
ですので、観光地や有名な所というよりは、あまり知られていない山の麓や川沿いなど、自分だけの場所を見つけないといけないのが難しいところでもあります。
こればかりは、いろいろ近所を回って探すしかない部分があります。
ただし、私有地や立入禁止の場所には入らないようにして、安全に撮影できる場所を選ぶことが大事です。
最後に
今回はホタルを撮影する前の準備について書いてみました。
必要なものが多かったり、明るいうちから場所を探したりと、ホタル撮影は実際にシャッターを切る前の準備がかなり大事です。
最初から完璧な写真を撮ろうとせず、一度目はロケハンくらいの気持ちで出かけてみるのもいいと思います。
実際のカメラ設定や撮影方法、撮影後の比較明合成については、こちらの記事に書きましたので見てみてください。



