RF35mm F1.8 Macro IS STMレビュー

お気に入りの道具たち

RFレンズで一番よく使っているレンズです。

今思えば、RFレンズで買った2本目のレンズです。はじめは、RF 24-105mm F4L IS USMを購入しましたが、結構大きく重いので、コンパクトなレンズが欲しいと思いながら50mmとどっちにするか悩んだ記憶があります。

だいたい3年ほど使った感想になります。

あまりスペック的な視点ではなく感覚的な視点でレビューしてみます。

外観

大きさは比較的コンパクトです。重量も約305gとレンズとしても小さく軽い方です。

しかしRF50mm F1.8のシリーズと比べると一廻り大きいといった感じです。

EOS R6 Mark3に取り付けた感じはこんな感じ。

スイッチ類はAF/MFの切り替えとIS(手ブレ補正)のON/OFFスイッチのみです。

トータルとしては非常に軽く持ち出しやすいシステムになっています。

写りについて

何枚か作例を上げてみます。

解放からとても芯がシャープで現代のレンズといった感じです。発売自体は2018年発売でレンズとしては少し前といった感じですが、2026年現在でもとても綺麗に写るいいレンズです。

ボケもとても素直な感じでうるさい感じも特に受けません。

写りに関しては、とてもいいレンズだと感じています。

マクロについて

35mmでハーフマクロ付き。

この組み合わせは、かなり珍しい存在です。

自分はマクロレンズはEF100マクロを使ってましたが、ほとんど出番がありませんでした。100mm単焦点を日常的に使うシチュエーションは、自分にとってはあまり多くありませんでした。

ですがこの35mmという画角は日常使いにはとても使いやすいんです。


そのうえでハーフマクロも撮れるので、ちょっとした瞬間に「もう少し寄って撮りたいな」というときに、とても便利です。

とはいえハーフマクロはハーフマクロ。

本格的なマクロレンズには敵いません。

でもマクロ撮影を少しだけでも楽しめるよといったいいとこ取り、逆に言えば少し中途半端なレンズでもあります。

ですが、それが最大の魅力でもあったりするんですよね。それがこのRF35mm F1.8 Macro IS STMです。

35mmという画角

自分はこれまで、色々なレンズ取っ替え引っ替えですが使ってきました。

現在のレンズ構成になるまでには、かなりの年月がかかっています。

その中で一番好きな単焦点の画角は35mmではなく50mmでした。

そして35mmのレンズも数本かってきました。EF時代だけで35mmを2本買いました。

その中で実は35mmという画角を自分には難しすぎて、その2本で挫折してしまったんです。

しかし、もう一度35mmを購入したのは自分の中で1つの挑戦でもありました。

35mmというのはとても難しい画角です。

何も考えずに撮ると全体に中途半端な印象の写真になりやすく、また背景処理も難しく、そのため写真のインパクトも薄かったりします。

そんな自分が一番持ち出すのが多いレンズとなりました。

それはマスターしたとかそんなものではなく、そんなに頑張らなくてもいいんだ、気楽に撮ろうよと思えたのがこのレンズとEOS R6の組み合わせでした。

このシステムは本当に気楽にそして軽快に撮影できます。

マクロも楽しみながら35mmで遊ぶ楽しさを少し教えてくれたレンズでした。

気になる点

ここで少し気になる点を書いていきます。

注意点
  • 純正フードがあまり良くない
  • マクロ撮影をするときは少しAFが遅く感じる
  • マクロ撮影後に電源を落とすと内筒が張り出したままになってちょっと気になる

1.純正フードがあまり良くない

このレンズ、マクロ撮影時に内筒が前に出てくるため、純正レンズフードが簡易的なものしか用意されていません。

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レンズ保護のためのフードにはならないので、代わりにJJCから出ているフードを付けることによって解決します。こちらのほうがオススメ。

2.マクロ撮影時のAFが少し遅く感じる

このレンズで本格的に三脚を立ててマクロ撮影をする人は僅かだと思いますので、手持ちでの感想になります。

手持ち撮影で、AFを追従モードにして撮影する際、やはりUSMとSTMの明らかな差が出てきます。このときだけ、ちょっとAFが遅いなと感じます。

3.マクロ撮影後に電源を切ると内筒が張り出したままになる

マクロ撮影をするとき、内筒が張り出したままになって気になってたのですが、この記事を書いてるときに調べると格納方法があるようです。

カメラの設定で「電源OFF時のレンズ収納」を、ONにすると解消するようですので、こちらのレンズを持っている方は設定を合わせておきましょう。

総評

35mmのレンズとして、とてもいいレンズだと思います。

ただ気になる点がないわけではありません

マクロ撮影時のAFが少し遅く感じますし、内筒が繰り出す動きも人によってはちょっと気になる方もいるかもしれません。

また、RF 50mm F1.8と悩んでる方も多いと思います。

RF 50mm F1.8の方が価格も手頃で、画角としても使いやすく感じる方も多いでしょう。

それでも、35mmのちょっと難しい画角を楽しみたい、マクロも少し遊んでみたい。そんな人にはとても刺さるレンズと思います。

自分自身、35mmには苦手意識がありました。

それでも、この軽快なレンズをEOS R6につけっぱなしにして、気構えずに撮影していくうちに、少しづつ35mmで撮る楽しさを感じるようになってきました。

自分にとっては、35mmをもう一度楽しむきっかけをくれたレンズです。

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